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11月は秋のGⅠシーズン真っ盛りです。
ジャパンカップで来日する外国馬のチェックをしている間に、強い2歳馬がデビューしてしまった!なんて事のないように、きっちりチェックしていきましょう。
今回は11月にデビューした、過去の実績馬を見てみます。

POG 11月デビューって強いのいたっけ?

枯れ葉舞い散る11月、関東では東京、関西では京都、ローカルでは福島が開催です。
2012年以降の4年間では、メイショウマンボ、アジアエクスプレス、リオンディーズ、ジュエラーと、4頭のGⅠ馬を輩出しています。
11月デビュー馬も10月デビュー馬に次いでGⅠ馬はいますな。

POG 11月デビュー過去実績馬リスト

  • メイショウマンボ 牝
    父 スズカマンボ 母父 グラスワンダー
    厩舎 (栗)飯田明弘
    誕生日 2010. 2.25
    デビュー日 2012.11.25
    デビューコース 京都芝1400
    馬主 松本好雄
    生産者 高昭牧場
    兄姉 目立った活躍馬なし
  • カミノタサハラ 牡
    父 ディープインパクト 母父 フレンチデピュティ
    厩舎 (美)国枝栄
    誕生日 2010. 2.14
    デビュー日 2012.11.25
    デビューコース 東京芝2000
    馬主 金子真人ホールディングス
    生産者 ノーザンファーム
    全兄に白百合S勝ちのマウントシャスタ
  • アジアエクスプレス 牡
    父 Henny Hughes 母父 Running Stag
    厩舎 (美)手塚貴久
    誕生日 2011. 2. 9
    デビュー日 2013.11. 3
    デビューコース 東京ダ1400
    馬主 馬場幸夫
    生産者 Ocala Stud
    米に半姉2頭
  • タガノグランパ 牡
    父 キングカメハメハ 母父 スペシャルウィーク
    厩舎 (栗)須貝尚介
    誕生日 2011. 4.30
    デビュー日 2013.11.24
    デビューコース 京都芝1400
    馬主 八木良司
    生産者 新冠タガノファーム
    全兄に地方2勝のタガノゴージャス
  • シャイニングレイ 牡
    父 ディープインパクト 母父 クロフネ
    厩舎 (栗)高野友和
    誕生日 2012. 5.22
    デビュー日 2014.11. 9
    デビューコース 京都芝2000
    馬主 キャロットファーム
    生産者 ノーザンファーム
    兄姉は全て勝ち上がり
  • サトノダイヤモンド 牡
    父 ディープインパクト 母父 Orpen
    厩舎 (栗)池江泰寿
    誕生日 2013. 1.30
    デビュー日 2015.11. 8
    デビューコース 京都芝2000
    馬主 里見治
    生産者 ノーザンファーム
    兄姉はいない 初仔
  • リオンディーズ 牡
    父 キングカメハメハ 母父 スペシャルウィーク
    厩舎 (栗)角居勝彦
    誕生日 2013. 1.29
    デビュー日 2015.11.22
    デビューコース 京都芝2000
    馬主 キャロットファーム
    生産者 ノーザンファーム
    半兄に菊花賞、ジャパンカップ勝ちのエピファネイア
  • ジュエラー 牝
    父 ヴィクトワールピサ 母父 Pistolet Bleu
    厩舎 (栗)藤岡健一
    誕生日 2013. 1.17
    デビュー日 2015.11.29
    デビューコース 京都芝1800
    馬主 青山洋一
    生産者 社台ファーム
    半姉にフィリーズレビュー勝ちのワンカラット
  • チェッキーノ 牝
    父 キングカメハメハ 母父 サンデーサイレンス
    厩舎 (美)藤沢和雄
    誕生日 2013. 2. 8
    デビュー日 2015.11.15
    デビューコース 東京芝1400
    馬主 サンデーレーシング
    生産者 ノーザンファーム
    全兄に札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳S勝ちのコディーノ
  • ハートレー 牡
    父 ディープインパクト 母父 Congrats
    厩舎 (美)手塚貴久
    誕生日 2013. 4.11
    デビュー日 2015.11.14
    デビューコース 東京芝2000
    馬主 サンデーレーシング
    生産者 ノーザンファーム
    半兄に地方で2勝のキングリオ

POG 11月デビュー狙いたいポイント

狙いたいコース

この時期になると芝2000mのデビュー馬が目立ちます。
但し芝2000mデビューでGⅠを勝ったのは、昨年の朝日杯FSのリオンディーズだけです。
他の芝2000mデビューした馬は、前哨戦の重賞では好成績ですが、GⅠとなるとあと一歩及ばない感じなのが不思議です。
新馬戦の芝2000mは京都や福島ならコーナー4回でスローペースになりやすく、東京なら距離を意識してスローペースになりやすく、息を入れることが多くなるのが要因でしょうか。
皐月賞もコーナー4回ですが、ペースが緩まないことが多いので、意外と繋がりにくいのかも知れません。
その他のGⅠ馬のメイショウマンボは京都内回り芝1400m、アジアエクスプレスは東京ダート1400m、ジュエラーは京都外回り芝1800mとバラバラですが、
2頭のGⅠ馬が出ている、距離1400mデビューというのが、穴で意外と面白いのかも知れません。

狙いたい血統

もうここはディープインパクト産駒、キングカメハメハ産駒が完全に優勢です。
そこにその他のサンデーサイレンス系やその他の種牡馬が、どこまで食い込むかが見どころとなりそうです。
ピンポイントでブレイクした、スズカマンボ産駒のメイショウマンボや、ヴィクトワールピサ産駒のジュエラーの様な馬を、発掘出来るかがポイントとなりそうです。

狙いたい騎手、厩舎、馬主、生産者など

厩舎で注目なのは(美)手塚貴久厩舎でしょうか、アジアエクスプレスハートレーで11月デビュー馬では2頭の賞金上位馬を輩出しています。
更に10月デビュー馬でも桜花賞馬アユサンを輩出しており、関東の厩舎では注目しておいた方が良さそうです。

まとめ

最近の傾向から、芝2000mデビュー組だと、大関関脇クラスを何頭捕まえられるか勝負と言う感じがします。
最近4年間は、GⅠ馬となるとディープインパクト産駒から出ていないのが気になります。
思い切ってディープインパクト以外のサンデーサイレンス系を狙ってみるのも面白いかも知れません。

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