先週は阪神で2歳牝馬限定のGⅠ、芝1600mの阪神ジュヴェナイルフィリーズが行われました。
ドゥラメンテ産駒のリバティアイランドが、本来の力を思う存分発揮して勝利しました。
やはり牝馬はこの馬だったかという事で、今週も2歳戦種牡馬ランキング、母父馬ランキングをチェックしておきます。
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もくじ
2歳戦 種牡馬成績ベストテン2022/12/12
1位 エピファネイア
33- 20- 21-132/206
2位 ドゥラメンテ
22- 14- 15- 62/113
3位 ハーツクライ
20- 17- 18- 98/153
4位 ジャスタウェイ
19- 11- 17-119/166
5位 モーリス
18- 21- 14-124/177
6位 マインドユアビスケッツ
18- 19- 5- 99/141
7位 キズナ
17- 15- 13- 97/142
8位 ルーラーシップ
17- 11- 14-117/159
9位 ヘニーヒューズ
16- 18- 17- 65/116
10位 ハービンジャー
16- 11- 17-104/148
先週の種牡馬メモ
先週の2歳戦種牡馬は
キズナの2-1-0-9
モーリスの2-1-0-7
サトノダイヤモンドの2-1-0-3
ハービンジャーの2-0-3-6
マクフィの2-0-0-4
コパノリッキーの2-0-0-3
シャンハイボビーの1-3-1-2
シニスターミニスターの1-3-1-0
イスラボニータの1-3-0-4
マインドユアビスケッツの1-2-0-5
ヘニーヒューズの1-2-0-2
デクラレーションオブウォーの1-1-1-4
エスポワールシチーの1-1-1-2
サトノクラウンの1-1-0-13
リアルスティールの1-1-0-7
ドゥラメンテの1-1-0-5
エピファネイアの1-0-2-9
ビッグアーサーの1-0-2-8
ゴールドシップの1-0-1-9
アジアエクスプレスの1-0-1-2
が目立ちました。
阪神の牝馬限定のGⅠ、芝1600mの阪神JFの勝ち馬は、ドゥラメンテ産駒のリバティアイランド。
阪神の1勝クラスの特別、芝2000mのエリカ賞の勝ち馬は、キズナ産駒のレミージュ。
中京の1勝クラスの特別、芝1400mのつわぶき賞の勝ち馬は、エピファネイア産駒のルミノメテオール。
中山の1勝クラスの特別、芝1200mの黒松賞の勝ち馬は、ビッグアーサー産駒のブーケファロスでした。
2歳戦 母父馬成績ベストテン2022/12/12
1位 ディープインパクト
35- 33- 27-223/318
2位 キングカメハメハ
34- 27- 35-258/354
3位 ダイワメジャー
22- 13- 13-112/160
4位 フジキセキ
19- 17- 12-104/152
5位 スペシャルウィーク
16- 8- 9- 92/125
6位 シンボリクリスエス
14- 17- 12-128/171
7位 ハーツクライ
12- 7- 9- 74/102
8位 フレンチデピュティ
10- 13- 15- 93/131
9位 ネオユニヴァース
10- 7- 17-114/148
10位 ゼンノロブロイ
9- 14- 5-112/140
先週の母父馬メモ
先週の2歳戦母父馬は
キングカメハメハの4-4-1-15
クロフネの2-1-1-12
フジキセキの2-0-1-8
ルーラーシップの2-0-0-2
フレンチデピュティの1-1-2-7
ディープインパクトの1-1-1-14
マンハッタンカフェの1-1-0-9
エンパイアメーカーの1-1-0-5
ワークフォースの1-1-0-4
ディープブリランテの1-1-0-0
シンボリクリスエスの1-0-1-10
アグネスタキオンの1-0-1-9
が目立ちました。
阪神JFの勝ち馬、リバティアイランドの母父はAll American。
エリカ賞の勝ち馬、レミージュの母父はGone West。
つわぶき賞の勝ち馬、ルミノメテオールの母父はフォーティナイナー。
黒松賞の勝ち馬、ブーケファロスの母父はダンディコマンドでした。
2歳馬 今週気になる種牡馬、母父馬の産駒 byスタッフ竹林
先週の2歳戦の結果から、リバティアイランドが阪神JFを制したcheckドゥラメンテ産駒。
レミージュがエリカ賞を制したcheckキズナ産駒。
先週4-4-1-15だったcheck母父キングカメハメハ産駒。
この辺りをチェックしてみます。
在厩馬から、むむっ!これは!っぽい産駒をメモっておきます。
尚、父キズナ×母父キングカメハメハの産駒が1頭いますが、キズナ産駒の方に入れています。
2022/12/12時点で在厩しているドゥラメンテ産駒
メイショウオオミネ 牡2
(栗)石橋守厩舎
父ドゥラメンテ
母ハービンジャーラス 母父Thousand Words(Danehill系)
母は英1勝
半兄オルフェーヴル産駒、2勝メイショウコジョウ
近親に英GⅠ1勝ハービンジャー
母母父 Barathea(Sadler’s Wells系)
生産者 林孝輝氏
ホウオウムサシ 牡2
(美)蛯名正義厩舎
父ドゥラメンテ
母メリッサ 母父ホワイトマズル(Lyphard系)
母は北九州記念1着
半兄ディープインパクト産駒、ニュージーランドT、スワンS1着カツジ
半兄ディープインパクト産駒、京成杯AH、関屋記念1着ミッキーグローリー
半姉ディープインパクト産駒、3勝現役パープルレディー
母母父 トニービン
トニービン4×3
生産者 岡田スタツド
トリオンファーレ 牡2
(美)斎藤誠厩舎
父ドゥラメンテ
母ウェイクアップマギー 母父Xaar
母は英芝GⅢ2勝
半兄Smart Strike産駒、4勝エイシンライアン
半兄ブラックタイド産駒、2勝ハギノアップロード
半姉マンハッタンカフェ産駒、2勝スペランツァデーア
母母父 Magical Strike(Danzig系)
3代母父Never Bend系
生産者 社台ファーム
マックスアデュー 牡2
(栗)安達昭夫厩舎
父ドゥラメンテ
母ランスタン 母父ダイワメジャー
母は未勝利
半姉ロードカナロア産駒、1勝現役ショウナンアメリア
曾祖母に米芝GⅢ1勝ヴェイルオブアヴァロン
近親に3冠含むGⅠ7勝ディープインパクト
母母父 Giant’s Causeway
生産者 天羽牧場
ドゥライト 牡2
(美)大和田成厩舎
父ドゥラメンテ
母スカーゲン 母父Dashing Blade(Never Bend系)
母は独L1勝
近親に独L1勝Scoville
独GⅡ2着Silent Wind
母母父 Platini
生産者 木部ファーム
ミッキーツインクル 牝2
(栗)中内田充厩舎
父ドゥラメンテ
母テーブルロンド 母父Astronomer Royal(Danzig系)
母は仏L1勝
半姉ハーツクライ産駒、2勝現役ロマンシングブルー
近親に白富士S1着、京都大賞典2着アンコイルド
母母父 Alzao(Lyphard系)
3代母父Never Bend系
生産者 ノーザンファーム
リーチエミネンス 牝2
(栗)杉山晴紀厩舎
父ドゥラメンテ
母リーチング 母父Dansili(Danehill系)
母は愛未勝利
近親に愛オークス含む欧州GⅠ4勝ピーピングフォーン
仏GⅠ1勝Thewayyouare
母母父 Sadler’s Wells
生産者 ノーザンファーム
クラシカルスカラー 牝2
(栗)今野貞一厩舎
父ドゥラメンテ
母クラシカルバリュー 母父Theatrical
母は中央未勝利
近親に日経新春杯含む重賞4勝サトノノブレス
京成杯AH1着エクセラントカーヴ
母母父 Geiger Counter
3代母父Never Bend系
生産者 富本茂喜氏
グラシリスティラ 牝2
(栗)吉村圭司厩舎
父ドゥラメンテ
母キトゥンズダンプリングス 母父Kitten’s Joy(Sadler’s Wells系)
母は米ダートGⅠ1勝
半兄American Pharoah産駒、1勝アブルハウル
近親に米芝GⅢ1勝Granny’s Kitten
母母父 Grand Slam
3代母父Sadler’s Wells
生産者 社台ファーム
コスタレイ 牝2
(美)池上昌和厩舎
父ドゥラメンテ
母コーステッド 母父Tizway
母は米芝L1勝、BCJFターフ2着
半兄ハーツクライ産駒、共同通信杯1着ダノンベルーガ
祖母に米芝重賞3勝Malibu Pier
曾祖母に米芝GⅡ1勝Blue Moon
母母父 Malibu Moon
生産者 ノーザンファーム
2022/12/12時点で在厩しているキズナ産駒
ネオトキオ 牡2
(栗)池添学厩舎
父キズナ
母ドバウィディエティ 母父Dubawi
母は不出走
近親に伊GⅡ1勝Oriental Fashion
近親にNZGⅢ1勝St Jean
母母父 Marju
生産者 ヴェルサイユファーム
トラザクラ 牡2
(栗)中竹和也厩舎
父キズナ
母アジアンミーティア 母父Unbridled
母は中央未勝利
半兄ディープインパクト産駒、新潟大賞典1着ダコール
半姉サクラバクシンオー産駒、すずらん賞1着ルシュクル
近親に函館2歳、函館SS1着ビアンフェ
母母父 Caro
生産者 ノースヒルズ
ロードトラスト 牡2
(栗)長谷川浩厩舎
父キズナ
母エルテアトロ 母父キングカメハメハ
母は未勝利
半兄ハーツクライ産駒、4勝現役ロードリバーサル
半兄オルフェーヴル産駒、1勝ダノンテアトロ
近親に牝馬重賞4勝ダイヤモンドビコー
母母父 Alydar
生産者 宮内牧場
ハッピータイム 牡2
(美)鹿戸雄一厩舎
父キズナ
母フレンチカクタス 母父タイキシャトル
母はフィリーズR1着
近親に伏竜S1着ダイワキングコン
3勝ヒルノドンカルロ
母母父 Broad Brush
生産者 服部牧場
タイトニット 牡2
(栗)今野貞一厩舎
父キズナ
母アルティメイトラブ 母父シンボリクリスエス
母は中央1勝
半兄ノヴェリスト産駒、ジャパンDダービー2着ゴッドセレクション
半兄ハービンジャー産駒、3勝フィロロッソ
祖母にヴィクトリアマイル1着コイウタ
母母父 フジキセキ
生産者 社台ファーム
レシプロシティ 牝2
(美)田村康仁厩舎
父キズナ
母サプレザ 母父Sahm
母はサンチャリオットS3連覇
半兄ディープインパクト産駒、毎日杯1着サトノインプレッサ
半兄ロードカナロア産駒、1勝現役ロステック
半姉ディープインパクト産駒、1勝ルーズベルトゲーム
母母父 Pleasant Tap
生産者 社台ファーム
サンマルリアン 牝2
(美)和田勇介厩舎
父キズナ
母デイドリーム 母父アドマイヤムーン
母は中央1勝
近親に京成杯1着プレイアンドリアル
橘S3着カイトゲニー
母母父 ティンバーカントリー(Woodman系)
生産者 高橋啓氏
ゼッタイ 牝2
(美)村田一誠厩舎
父キズナ
母ファストムーン 母父アドマイヤムーン
母は未勝利
近親に天皇賞春1着レインボーライン
阪神JF2着、ローズS1着アニメイトバイオ
バレンタインS1着メイショウウズマサ
母母父 レインボーアンバー
生産者 千葉飯田牧場
2022/12/12時点で在厩している母父キングカメハメハ産駒
エリソン 牡2
(美)黒岩陽一厩舎
父ハービンジャー
母サブトゥエンティ 母父キングカメハメハ
母は2勝
半兄モーリス産駒、シンザン記念2着ソリタリオ
祖母にクイーンC1着ライラプス
近親に朝日杯FS1着フサイチリシャール
母母父 フレンチデピュティ
生産者 ノーザンファーム
ホウオウカブキ 牡2
(美)田中博康厩舎
父ジャスタウェイ
母ビキニブロンド 母父キングカメハメハ
母は4勝
半兄オルフェーヴル産駒、1勝ゴールドアックス
近親にダービー馬ロジユニヴァース
秋華賞、ナッソーS1着ディアドラ
母母父 アドマイヤベガ
生産者 ノーザンファーム
シャンデュヴァン 牝2
(美)田中博康厩舎
父ドレフォン
母ルフォール 母父キングカメハメハ
母は3勝
初仔
近親に秋華賞、JC1着ショウナンパンドラ
神戸新聞杯1着、皐月賞、菊花賞、JC2着ドリームパスポート
母母父 サンデーサイレンス
生産者 社台コーポレーション白老ファーム
タガノシャーンス 牝2
(栗)中尾秀正厩舎
父キタサンブラック
母タガノジョイナー 母父キングカメハメハ
母は3勝
半兄パイロ産駒、2勝タガノウィリアム
祖母に4勝、紅梅S2着タガノチャーリーズ
近親にジャパンDダービー3着タガノロックオン
母母父 Saint Ballado
生産者 新冠タガノファーム
チアーズ 牝2
(栗)杉山晴紀厩舎
父ルーラーシップ
母トレンドハンター 母父マンハッタンカフェ
母はフラワーC1着、桜花賞3着
半姉エンパイアメーカー産駒、2勝エンパイアブレイク
半姉モーリス産駒、1勝メイプルリズム
近親に阪神JF1着サークルオブライフ
母母父 ブライアンズタイム
生産者 千代田牧場
ティエラ 牝2
(美)小野次郎厩舎
父サトノダイヤモンド
母モアナブリーズ 母父キングカメハメハ(Kingmambo系)
母は未勝利
近親に萩S1着プラチナヴォイス
若駒S1着アインラクス
4代母Wind In Her Hair
母母父 マンハッタンカフェ
生産者 矢野牧場
ノアシーザリオ 牝2
(栗)牧浦充徳厩舎
父エピファネイア
母ノアスカーレット 母父キングカメハメハ
母は中央未勝利
半姉マツリダゴッホ産駒、1勝ノアダイヤモンド
4代母に仏L1勝Perdomi
母母父 Fairy King
生産者 スガタ牧場
まとめ
2022/12/12現在、ドゥラメンテ産駒は、20頭が在厩しています。
その中から10頭をピックアップしました。
まず、リバティアイランドの母母父Xaarを、母父に持った産駒や、ダノンベルーガの半妹がスタンバイしていて気になるところです。
スターズオンアース、タイトルホルダー、ベルクレスタ、サウンドビバーチェ、キングストンボーイなどが共通して持っているNever Bendの血、Sadler’s WellsやDanehill、Lyphardなどの欧州で活躍馬を出している血を持った産駒に注目しておきます。
キズナ産駒は、12頭が在厩しています。
その中から8頭をピックアップしました。
ソングラインと同じ母父シンボリクリスエス、クリスタルブラックと同じ母父タイキシャトルとの配合の産駒がスタンバイしています。
その他では、Mr.Prospector系との配合の産駒が多く入厩しており、オークス3着のハギノピリナとほぼ同じ配合のサンマルリアンは穴に面白そうです。
母父キングカメハメハ産駒は、16頭が在厩しています。
その内6頭をピックアップしました。
クラシックで実績をあげている父エピファネイア、ドレフォン、ハービンジャー。
その他では、父サンデーサイレンス系との配合に警戒です。
特に、先日の阪神JFで2着したシンリョクカと同じ、父サトノダイヤモンドとの配合、ティエラには注目です。