2歳デビュー馬血統チェック

先週は東京でGⅡの東京スポーツ杯2歳Sが行われました。

指名馬が3頭も出走してワクワクさせてくれましたが、結果は2、4、5着となって、どれも勝てないというオチになってしまいました。

それでは今週も2歳戦種牡馬ランキング、母父馬ランキングをチェックしておきます。

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2歳戦種牡馬母父馬ニュース記事一覧

2歳戦 種牡馬成績ベストテン2022/11/21

1位 エピファネイア

29- 18- 17-108/172

2位 ハーツクライ

19- 14- 16- 79/128

3位 ドゥラメンテ

18- 13- 13- 45/ 89

4位 ジャスタウェイ

17- 9- 17- 98/141

5位 ルーラーシップ

16- 9- 7- 93/125

6位 マインドユアビスケッツ

15- 14- 5- 84/118

7位 キズナ

15- 13- 10- 75/113

8位 ヘニーヒューズ

15- 12- 16- 59/102

9位 ロードカナロア

15- 12- 12- 88/127

10位 ダイワメジャー

13- 13- 15- 85/126

先週の種牡馬メモ

先週の2歳戦種牡馬は
ジャスタウェイの3-1-1-3
ロードカナロアの3-1-0-8
ハーツクライの2-2-1-5
マジェスティックウォリアーの2-1-0-2
エピファネイアの2-0-0-11
キタサンブラックの2-0-0-3
ドゥラメンテの1-4-0-6
コパノリッキーの1-2-0-2
イスラボニータの1-1-4-3
ゴールドシップの1-1-0-7
キズナの1-1-0-6
カレンブラックヒルの1-1-0-3
ミッキーアイルの1-1-0-1
ビッグアーサーの1-0-1-5
が目立ちました。

東京のGⅡ、芝1800mの東京スポーツ杯2歳Sの勝ち馬は、ジャスタウェイ産駒のガストリック。

東京の牝馬限定の1勝クラスの特別、芝1600mの赤松賞の勝ち馬は、カレンブラックヒル産駒のミスヨコハマ。

阪神の1勝クラスの特別、芝1400mの秋明菊賞の勝ち馬は、エピファネイア産駒のコーパスクリスティ。

東京の1勝クラス、芝1400mの平場戦の勝ち馬は、マジェスティックウォリアー産駒のバグラダスでした。

2歳戦 母父馬成績ベストテン2022/11/21

1位 ディープインパクト

31- 29- 23-182/265

2位 キングカメハメハ

28- 18- 32-216/294

3位 ダイワメジャー

22- 10- 12- 87/131

4位 フジキセキ

15- 14- 8- 84/121

5位 スペシャルウィーク

13- 8- 8- 74/103

6位 シンボリクリスエス

12- 16- 11-102/141

7位 ハーツクライ

11- 6- 7- 64/ 88

8位 ネオユニヴァース

9- 5- 14- 96/124

9位 フレンチデピュティ

8- 12- 9- 78/107

10位 ゼンノロブロイ

8- 11- 3- 94/116

先週の母父馬メモ

先週の2歳戦母父馬は
シンボリクリスエスの3-0-1-5
フジキセキの2-1-2-4
キングカメハメハの2-0-1-20
ロードカナロアの2-0-0-0
ディープインパクトの1-3-1-17
エンパイアメーカーの1-1-0-5
Giant’s Causewayの1-1-0-1
クロフネの1-0-3-8
スターオブコジーンの1-0-1-0
が目立ちました。

東京スポーツ杯2歳Sの勝ち馬、ガストリックの母父はCurlin。

赤松賞の勝ち馬、ミスヨコハマの母父はBlame。

秋明菊賞の勝ち馬、コーパスクリスティの母父はキングカメハメハ。

東京の1勝クラス平場戦の勝ち馬、バグラダスの母父はディープインパクトでした。

2歳馬 今週気になる種牡馬、母父馬の産駒 byスタッフ竹林

先週の2歳戦の結果から、産駒が東京スポーツ杯2歳Sで2、3着だったcheckハーツクライ産駒。

先週2-0-0-3だったcheckキタサンブラック産駒。

1-1-0-7だったcheckゴールドシップ産駒。

この辺りをチェックしてみます。

在厩馬から、むむっ!これは!っぽい産駒をメモっておきます。

2022/11/21時点で在厩しているハーツクライ産駒

サトノロワ 牡2

(美)国枝栄厩舎

父ハーツクライ

母カラライナ 母父Curlin

母は米ダートGⅠ3勝

半姉ディープインパクト産駒、1勝現役ウィズグレイス

近親に米GⅢ3着Dream Spinner

母母父 Graeme Hall

生産者 社台ファーム

マリアナトレンチ 牡2

(栗)音無秀孝厩舎

父ハーツクライ

母アイアムルビー 母父Saint Liam(Halo系)

母は4勝、紅梅S2着

半姉ヴィクトワールピサ産駒、3勝デロングスター

半兄ジャスタウェイ産駒、2勝現役オンザダブル

近親に4勝トーセンマイティ

母母父 Sir Cat

Halo3×4

生産者 社台ファーム

アルメリア 牝2

(美)木村哲也厩舎

父ハーツクライ

母アルビアーノ 母父Harlan’s Holiday(Storm Bird系)

母はNHKマイルC2着、スワンS1着

半姉ドゥラメンテ産駒、3勝現役アヴェラーレ

近親に米ダートGⅠ1勝Arch

母母父 Unbridled

3代母父Danzig

生産者 ノーザンファーム

ダノンソレイユ 牝2

(美)尾関知人厩舎

父ハーツクライ

母マイグッドネス 母父Storm Cat(Storm Bird系)

母は米1勝

半兄ディープインパクト産駒、安田記念1着ダノンキングリー

半兄Macho Uno産駒、JBCスプリント1着ダノンレジェンド

半兄Elusive Quality産駒、京葉S1着ダノングッド

母母父 Honour and Glory

生産者 三嶋牧場

シェケラート 牝2

(栗)須貝尚介厩舎

父ハーツクライ

母バディーラ 母父Unbridled’s Song

母は不出走

半兄ディープインパクト産駒、朝日杯FS1着ダノンプラチナ

半姉ディープインパクト産駒、2勝ミッキーバディーラ

近親に有馬記念1着マツリダゴッホ

母母父 General Meeting(Seattle Slew系)

生産者 千代田牧場

ハーパー 牝2

(栗)友道康夫厩舎

父ハーツクライ

母セレスタ 母父Jump Start(Seattle Slew系)

母は亜GⅠ1勝

全兄3勝現役ダノンセレスタ

半姉ドゥラメンテ産駒、JBCLクラシック1着ヴァレーデラルナ

母母父 Carson City

生産者 ノーザンファーム

2022/11/21時点で在厩しているキタサンブラック産駒

ジャスティンボルト 牡2

(栗)友道康夫厩舎

父キタサンブラック

母マラコスタムブラダ 母父Lizard Island

母は亜GⅠ1勝

半姉ダイワメジャー産駒、阪神JF1着レシステンシア

半兄ハーツクライ産駒、京成杯1着グラティアス

半兄ブラックタイド産駒、芙蓉S1着ミッキーブラック

母母父 Poliglote(Sadler’s Wells系)

生産者 ノーザンファーム

ブラックヒル 牡2

(栗)四位洋文厩舎

父キタサンブラック

母サラフィナ 母父Refuse To Bend(Sadler’s Wells系)

母は仏オークス含むGⅠ3勝

半兄ディープインパクト産駒、ラジオNIKKEI賞3着ゴータイミング

半兄ディープインパクト産駒、仏GⅢ1勝ジェニアル

半姉ヴィクトワールピサ産駒、2勝プリュス

母母父 Darshaan

生産者 社台ファーム

システムリブート 牡2

(栗)吉岡辰弥厩舎

父キタサンブラック

母シャンテクレール 母父Dubawi

母は未勝利

半兄ダンカーク産駒サーストンユタ

祖母に英GⅢ2勝Signorina Cattiva

母母父 El Gran Senor

母父DubawiにDancing Braveの血

生産者 富田牧場

モンテコルノ 牡2

(栗)奥村豊厩舎

父キタサンブラック

母ラカリフォルニー 母父Dutch Art(Machiavellian系)

母は1勝

祖母に英GⅢ1勝Secret History

近親に仏GⅢ2着Laureldean Gale

母母父 Bahri

3代母父Nureyev

生産者 ノーザンファーム

オウギノカナメ 牡2

(美)高木登厩舎

父キタサンブラック

母ジェラスガール 母父Petionville(Sadler’s Wells系)

母は米L1勝

半姉ディープインパクト産駒、1勝エピックガール

半兄ドゥラメンテ産駒、1勝現役トップオブジェラス

近親に皐月賞馬イスラボニータ

母母父 Cozzene(Grey Sovereign系)

生産者 三嶋牧場

クイーンノジョウ 牝2

(栗)四位洋文厩舎

父キタサンブラック

母トゥリフォー 母父Frankel(Sadler’s Wells系)

母は仏GⅢ勝ち

半兄ドゥラメンテ産駒、すみれS2着レヴァンジル

祖母に米芝GⅢ勝ちのCassydora

母母父 Darshaan

生産者 ノーザンファーム

マイクロレディ 牝2

(栗)北出成人厩舎

父キタサンブラック

母タイムフェアレディ 母父メジロマックイーン

母はフローラS1着

半兄ステイゴールド産駒、ラジオNIKKEI賞2着ウインガナドル

半兄ダイワメジャー産駒、中央4勝ピグマリオン

半兄ヴィクトワールピサ産駒、4勝現役ヒルノダカール

母母父 カツラギエース、4代母父Grey Sovereign系

生産者 新冠橋本牧場

2022/11/21時点で在厩しているゴールドシップ産駒

ウインガレオン 牡2

(栗)飯田雄三厩舎

父ゴールドシップ

母コスモメリー 母父アドマイヤジャパン

母は3勝

半兄ビッグアーサー産駒、2勝現役ウインモナーク

近親に2勝オデットシチー

曾祖母に地方重賞3勝フジノダンサー

母母父 シンボリルドルフ

3代母父ダンシングキヤツプ(Native Dancer系)

生産者 コスモヴューファーム

マイネルラウレア 牡2

(栗)宮徹厩舎

父ゴールドシップ

母マイネボヌール 母父ロージズインメイ

母は4勝、紅梅S2着

半兄スクリーンヒーロー産駒、福島民報杯1着マイネルウィルトス

祖母に北九州記念1着コスモフォーチュン

近親にマーメイドS1着コスモプラチナ

母母父 マイネルラヴ

生産者 ビッグレッドファーム

ペリプルス 牡2

(美)佐藤吉勝厩舎

父ゴールドシップ

母マイネリベルタス 母父コンデュイット(Never Bend系)

母は2勝

半姉アンライバルド産駒、1勝現役エレフセリア

祖母にクイーンS2着エアリバティー

近親に5勝サトノプライマシー

母母父 トニービン

生産者 ビッグレッドファーム

ゲットザナック 牝2

(美)田中博康厩舎

父ゴールドシップ

母マイネシャローナ 母父コマンダーインチーフ

母は1勝

半兄ロージズインメイ産駒、弥生賞1着コスモオオゾラ

半姉ステイゴールド産駒、4勝マイネオーラム

半兄ステイゴールド産駒、4勝マイネルヴンシュ

母母父 Machiavellian

生産者 ビッグレッドファーム

レアリーズレーヴ 牝2

(美)和田雄二厩舎

父ゴールドシップ

母クードヴァン 母父ディープインパクト

母は未勝利

半姉オルフェーヴル産駒ヴァンデスト

祖母にフラワーC1着マイネヌーヴェル

近親にオークス馬ユーバーレーベン

母母父 ブライアンズタイム

生産者 ビッグレッドファーム

ゴールデンスナップ 牝2

(栗)田中克典厩舎

父ゴールドシップ

母メイショウジェイ 母父タニノギムレット

母は2勝

半姉キンシャサノキセキ産駒、1勝メイショウコミチ

近親に4勝メイショウミライ

3勝ドリームカイザー

母母父 Affirmed(Native Dancer系)

生産者 三嶋牧場

ウインヴィオラ 牝2

(栗)加用正厩舎

父ゴールドシップ

母ウインアキレア 母父コンデュイット(Never Bend系)

母は3勝、紅梅S3着

半兄スクリーンヒーロー産駒、3勝現役ウインアキレウス

半兄ドゥラメンテ産駒、1勝現役ウインバリオス

祖母に小倉2歳S1着コスモヴァレンチ

母母父 マイネルラヴ

生産者 コスモヴューファーム

まとめ

2022/11/21現在、ハーツクライ産駒は、8頭が在厩しています。

絞るのがちょっと難しいため、6頭をあげておきます。

母系にUnbridled’s SongなどのFappiano系、Seattle Slew系の血を持った産駒は警戒しておきます。

その他では、東京スポーツ杯2歳Sを制したガストリックに似た配合になる産駒や、ダノンキングリーやダノンレジェンドの半妹、ワンアンドオンリーに似た配合の産駒などがいて面白そうです。

キタサンブラック産駒は、12頭が在厩しています。

その内の7頭をピックアップしました。

イクイノックスや、ラヴェルなど、母方にDancing Braveの血を持った産駒の活躍が目立ちますが、現在入厩している産駒の中には1頭しかいません。

それ以外の重要視できそうな血では、賞金上位馬が高確率で持っているNureyevや、Grey Sovereignの血となるでしょうか、今シーズンの2歳馬に多い、Sadler’s Wellsの血を持った産駒にも注目しておきます。

ゴールドシップ産駒は、13頭が在厩しています。

その内の7頭をピックアップしました。

オークス馬ユーバーレーベンで注目の、母父ロージズインメイ。

近親にユーバーレーベンがいる産駒。

ウインマイティーで注目の、母方に非Mr.ProspectorのNative Dancer系種牡馬を持つ産駒。

マカオンドールで注目の、母父Never Bend系の産駒などをあげておきました。

年末までにデビュー出来れば、オークス、ダービーに何とか間に合う産駒は出てきそうです。