2歳デビュー馬血統チェック

先週は阪神でGⅡのデイリー杯2歳Sが行われ、リアルスティール産駒のオールパルフェが制しました。

秋になってリアルスティール産駒が、勢力を伸ばす気配がしてきました。

それでは今週も2歳戦種牡馬ランキング、母父馬ランキングをチェックしておきます。

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2歳戦種牡馬母父馬ニュース記事一覧

2歳戦 種牡馬成績ベストテン2022/11/14

1位 エピファネイア

27- 18- 17- 97/159

2位 ハーツクライ

17- 12- 15- 74/118

3位 ドゥラメンテ

17- 9- 13- 39/ 78

4位 ルーラーシップ

16- 9- 6- 86/117

5位 ヘニーヒューズ

15- 12- 13- 56/ 96

6位 マインドユアビスケッツ

15- 12- 5- 81/113

7位 キズナ

14- 12- 10- 69/105

8位 ジャスタウェイ

14- 8- 16- 95/133

9位 ダイワメジャー

13- 13- 15- 76/117

10位 リアルスティール

12- 14- 9- 74/109

先週の種牡馬メモ

先週の2歳戦種牡馬は
ドゥラメンテの3-1-1-2
リアルスティールの2-3-1-3
ヘニーヒューズの2-2-1-8
ジャスタウェイの2-0-4-8
サトノクラウンの2-0-0-8
ロードカナロアの1-2-0-9
ドレフォンの1-1-2-12
キズナの1-1-1-4
モーリスの1-1-0-10
カレンブラックヒルの1-1-0-5
エピファネイアの1-0-3-3
マインドユアビスケッツの1-0-1-8
ビッグアーサーの1-0-1-7
キンシャサノキセキの1-0-1-4
ブラックタイドの1-0-1-1
が目立ちました。

阪神のGⅡ、芝1600mのデイリー杯2歳Sの勝ち馬は、リアルスティール産駒のオールパルフェ。

福島のオープン特別、芝1200mの福島2歳Sの勝ち馬は、ビッグアーサー産駒のビッグシーザー。

阪神の1勝クラスの特別、芝2000mの黄菊賞の勝ち馬は、ジャスタウェイ産駒のセブンマジシャン。

東京の1勝クラスの特別、ダート1400mのオキザリス賞の勝ち馬は、ヘニーヒューズ産駒のペリエールでした。

2歳戦 母父馬成績ベストテン2022/11/14

1位 ディープインパクト

30- 26- 22-165/243

2位 キングカメハメハ

26- 18- 31-196/271

3位 ダイワメジャー

22- 10- 12- 81/125

4位 フジキセキ

13- 13- 6- 80/112

5位 スペシャルウィーク

13- 8- 7- 71/ 99

6位 ハーツクライ

11- 6- 6- 58/ 81

7位 シンボリクリスエス

9- 16- 10- 97/132

8位 ネオユニヴァース

9- 5- 13- 88/115

9位 フレンチデピュティ

8- 12- 7- 74/101

10位 ゼンノロブロイ

8- 10- 3- 81/102

先週の母父馬メモ

先週の2歳戦母父馬は
ハービンジャーの2-1-1-5
フジキセキの2-1-1-2
ディープインパクトの2-0-3-15
スペシャルウィークの2-0-0-5
グラスワンダーの2-0-0-2
メイショウサムソンの2-0-0-0
キングカメハメハの1-1-4-18
ジャングルポケットの1-1-0-2
コロナドズクエストの1-1-0-1
More Than Readyの1-1-0-0
ネオユニヴァースの1-0-2-8
が目立ちました。

デイリー杯2歳Sの勝ち馬、オールパルフェの母父はルーラーシップ。

福島2歳Sの勝ち馬、ビッグシーザーの母父はTale of Ekati。

黄菊賞の勝ち馬、セブンマジシャンの母父はメイショウサムソン。

オキザリス賞の勝ち馬、ペリエールの母父はフジキセキでした。

2歳馬 今週気になる種牡馬、母父馬の産駒 byスタッフ竹林

先週の2歳戦の結果から、オールパルフェがデイリー杯2歳Sを制したcheckリアルスティール産駒。

ビッグシーザーが福島2歳Sを制したcheckビッグアーサー産駒。

セブンマジシャンが黄菊賞を制したcheckジャスタウェイ産駒。

この辺りをチェックしてみます。

在厩馬から、むむっ!これは!っぽい産駒をメモっておきます。

2022/11/14時点で在厩しているリアルスティール産駒

ブレストサンダー 牡2

(美)加藤征弘厩舎

父リアルスティール

母イナズマローレル 母父ピルサドスキー

母は3勝

半兄マツリダゴッホ産駒、朝日杯FS2着アルマワイオリ

半姉キンシャサノキセキ産駒、1勝アルマアノン

祖母に阪神3歳牝馬S1着スエヒロジョウオー

母母父 トウシヨウペガサス

生産者 小泉牧場

オールマイデイズ 牡2

(美)木村哲也厩舎

父リアルスティール

母ロザリンド 母父シンボリクリスエス

母は中央未勝利

半兄オルフェーヴル産駒、アルゼンチン共和国杯2勝、JC2着オーソリティ

半兄ルーラーシップ産駒、3勝アーデンフォレスト

近親に皐月賞含むGⅠ2勝サートゥルナーリア

母母父 スペシャルウィーク

サンデーサイレンス3×4 Northern Dancer5×5

生産者 ノーザンファーム

アグラシアド 牝2

(栗)中村直也厩舎

父リアルスティール

母サラシー 母父Teofilo

母は仏未勝利

曾祖母に英GⅢ1勝Rainbow Lake

近親に欧州GⅠ3勝ノーブルミッション

母母父 Desert Prince(Danzig系)

Danzig5+5母方

生産者 矢野牧場

ハリケーンリッジ 牝2

(美)大和田成厩舎

父リアルスティール

母ワシントンレガシー 母父クロフネ

母は3勝

初仔

近親に朝日CC1着ミッキードリーム

4勝ポトマックリバー

母母父 スウェプトオーヴァーボード

サンデーサイレンス3×4

生産者 ノーザンファーム

ファベルジェエッグ 牝2

(栗)藤岡健一厩舎

父リアルスティール

母ティファニーケイス 母父タイキシャトル

母は4勝

半兄キズナ産駒、2勝現役ブロフェルド

半兄ストリートセンス産駒、1勝シャイニングボルト

近親に中央3勝スリーベイダー

母母父 Green Desert(Danzig系)

3代母父Roberto

生産者 辻牧場

ヴィラーゴスリーブ 牝2

(栗)藤原英昭厩舎

父リアルスティール

母ベルスリーブ 母父シンボリクリスエス

母は3勝

半姉ハーツクライ産駒、4勝現役カセドラルベル

半兄ハーツクライ産駒、京都2歳S1着ベルラップ

半姉ジャスタウェイ産駒、2勝ベルヴォーグ

母母父 Chief’s Crown(Danzig系)

生産者 ノーザンファーム

2022/11/14時点で在厩しているビッグアーサー産駒

ラインガウディ 牡2

(栗)長谷川浩厩舎

父ビッグアーサー

母アグネスキフジン 母父サンデーサイレンス

母は中央未勝利

半姉クロフネ産駒、中央1勝クレバーオーロラ

半姉クロフネ産駒、1勝マーベラスビジン

近親に4勝タガノアム

母母父 Mr. Prospector

Mr.Prospector4×3

母方にサンデーサイレンス×Mr.Prospectorの配合

生産者 日高大洋牧場

ライヴビネガー 牡2

(美)高橋文雅厩舎

父ビッグアーサー

母ドゥエベリーニ 母父マンハッタンカフェ

母は未勝利

初仔

祖母にフィリーズR1着フレンチカクタス

近親に中央3勝ダイワフラッグ

母母父 タイキシャトル

母母父にCaerleonの血

生産者 高岸順一氏

カンチェンジュンガ 牡2

(栗)庄野靖志厩舎

父ビッグアーサー

母クェスタボルタ 母父ノヴェリスト

母は未勝利

初仔

近親にかしわ記念1着ワイドファラオ

フローラS2着ワイドサファイア

母母父 アグネスタキオン

母父にノヴェリストにNijinskyの血

生産者 サンバマウンテンファーム

デイムティアス 牝2

(美)武井亮厩舎

父ビッグアーサー

母オペラガール 母父オペラハウス

母は未勝利

半兄リオンディーズ産駒、2勝現役フクウン

半兄メイショウボーラー産駒、1勝オペラカイジン

近親に根岸S含む重賞3勝ワイルドワンダー

母母父 サンデーサイレンス

母方にサンデーサイレンス×Mr.Prospector

生産者 静内フジカワ牧場

ビッグボーンリタ 牝2

(栗)高橋康之厩舎

父ビッグアーサー

母トロンボーン 母父アグネスタキオン

母は未勝利

半姉プリサイスエンド産駒、1勝現役トロンアゲイン

近親に桜花賞馬チアズグレイス

共同通信杯、毎日杯1着チアズシュタルク

母母父 フォーティナイナー

生産者 高昭牧場

ユキノグレース 牝2

(美)西田雄一厩舎

父ビッグアーサー

母ユキノマーメイド 母父スペシャルウィーク

母は4勝

全兄クロッカスS、オパールS1着トウシンマカオ

半兄タイキシャトル産駒、OP2勝ベステンダンク

祖母に3勝サスペンスクイーン

母母父 Woodman

生産者 服部牧場

リトルウインディー 牝2

(美)稲垣幸雄厩舎

父ビッグアーサー
母ラフィエスタ 母父スペシャルウィーク

母は不出走

半姉ドレフォン産駒、2勝現役サーマルウインド

半兄ハービンジャー産駒、1勝ラスファジャス

近親に3冠含むGⅠ7勝ディープインパクト

母父にNijinskyの血

母母父 Danehill

生産者 本桐牧場

キボウノワダチ 牝2

(栗)藤岡健一厩舎

父ビッグアーサー

母ワイドロータス 母父ダンスインザダーク

母は1勝

半兄エピファネイア産駒、4勝現役ノルカソルカ

半姉キングズベスト産駒、1勝ベルダニューブ

近親に菊花賞馬キセキ

母母父 ティンバーカントリー

生産者 下河辺牧場

2022/11/14時点で在厩しているジャスタウェイ産駒

ディヴァーザウェイ 牡2

(美)伊藤圭三厩舎

父ジャスタウェイ

母ネイティヴコード 母父アグネスデジタル

母は3勝

半兄スマートファルコン産駒、地方交流重賞3勝シャマル

近親に秋華賞2着パールコード

ローズS1着アートハウス

母母父 ダンスインザダーク

母父にDanzigの血、母母父にNijinskyの血

生産者 岡田スタツド

ユーバーウィンデン 牡2

(美)高橋文雅厩舎

父ジャスタウェイ

母ピアレスピンク 母父エンパイアメーカー

母は1勝

祖母に4勝ツルマルオトメ

近親に府中牝馬S3着サムシングジャスト

5勝トーホウファイター

母母父 タイキシャトル

母母父にNijinskyの血

生産者 ミリオンファーム

ホウオウカブキ 牡2

(美)田中博康厩舎

父ジャスタウェイ
母ビキニブロンド 母父キングカメハメハ

母は4勝

半兄オルフェーヴル産駒、1勝ゴールドアックス

近親にダービー馬ロジユニヴァース

秋華賞、ナッソーS1着ディアドラ

母母父 アドマイヤベガ

生産者 ノーザンファーム

フォスティーヌ 牝2

(美)戸田博文厩舎

父ジャスタウェイ

母カンビーナ 母父Hawk Wing

母はアメリカンオークス1着

半兄ディープインパクト産駒、京成杯AH1着ファルコニア

半兄ディープインパクト産駒、阪神大賞典2着トーセンカンビーナ

半姉ディープインパクト産駒、3勝カーロバンビーナ

母母父 Peintre Celebre

母父にNijinskyの血

生産者 社台ファーム

マーゴットロンド 牝2

(栗)服部利之厩舎

父ジャスタウェイ

母ロンドンシーズン 母父ロードカナロア

母は未勝利

初仔

近親に菊花賞馬キセキ

オークス馬ダイワエルシエーロ

母母父 ドクターデヴィアス

3代母父Danzig

生産者 下河辺牧場

まとめ

2022/11/14現在、リアルスティール産駒は、10頭が在厩しています。

初年度産駒の現2歳馬は、11頭が勝ち上がっています。

母方にKingmambo、サンデーサイレンスの血を持った産駒が目立ち、先週のデイリー杯2歳Sを制したオールパルフェも、母父ルーラシップ、母母父アグネスタキオンで、両方の血を持っていました。

ただ在厩馬の中に、Kingmamboの血を持っている産駒がいないところが痛いです。

その他で勝ち上がった馬の血統から、母方にRoberto系やDanzig系、サンデーサイレンス系の血を持った6頭をピックアップしました。

ビッグアーサー産駒は、15頭が在厩しています。

その内の8頭をピックアップしました。

トウシンマカオの全妹がスタンバイしており、母父サンデーサイレンス系、母母父にMr.Prospector系の配合には注目です。

現2歳世代で、函館2歳Sを制したブトンドールは、母父がスウィフトカレントで、サンデーサイレンスとMr.Prospector系の配合です。

オープンで活躍するには、母方にサンデーサイレンス、Mr.Prospectorの血は必須と言えるかも知れません。

その他ではCaerleonなどのNijinsky系の血が入っている産駒も注目しておきます。

ジャスタウェイ産駒は、9頭が在厩しています。

その内の5頭をピックアップしました。

ヴェロックスや、ダノンザキッドが持っている、DanzigやNijinskyの血には注目です。

そして、現2歳世代で勝ち上がっている、13頭中9頭に入っていたMr.Prospectorの血は、ジャスタウェイ産駒でも警戒しておきたいところです。