先週は東京でGⅡの京王杯2歳S、阪神で牝馬限定のGⅢファンタジーSが行われました。
どちらのレースも、単勝オッズ50倍以上の馬が勝利して、波乱の決着となりました。単勝をゲットされた方はおめでとうございます。
それでは今週も2歳戦種牡馬ランキング、母父馬ランキングをチェックしておきます。
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もくじ
2歳戦 種牡馬成績ベストテン2022/11/7
1位 エピファネイア
26- 18- 14- 94/152
2位 ハーツクライ
17- 11- 14- 67/109
3位 ルーラーシップ
16- 9- 6- 78/109
4位 マインドユアビスケッツ
14- 12- 4- 73/103
5位 ドゥラメンテ
14- 8- 12- 37/ 71
6位 キズナ
13- 11- 9- 65/ 98
7位 ダイワメジャー
13- 10- 14- 73/110
8位 ヘニーヒューズ
13- 10- 12- 48/ 83
9位 ジャスタウェイ
12- 8- 12- 87/119
10位 シルバーステート
12- 7- 15- 62/ 96
先週の種牡馬メモ
先週の2歳戦種牡馬は
ハービンジャーの3-1-1-9
ルーラーシップの2-2-0-11
ロードカナロアの2-1-4-4
ダイワメジャーの2-1-2-11
ハーツクライの2-1-2-4
コパノリッキーの2-1-0-4
ジャスタウェイの2-0-2-3
ドゥラメンテの2-0-1-6
キンシャサノキセキの2-0-1-3
グレーターロンドンの1-1-0-1
ヘニーヒューズの1-0-1-4
ロゴタイプの1-0-1-1
アジアエクスプレスの1-0-1-7
キズナの1-1-1-4
アメリカンペイトリオットの1-2-0-3
リアルスティールの1-1-0-7
が目立ちました。
東京のGⅡ、芝1400mの京王杯2歳Sの勝ち馬は、ディスクリートキャット産駒のオオバンブルマイ。
阪神の牝馬限定のGⅢ、芝1400mのファンタジーSの勝ち馬は、キンシャサノキセキ産駒のリバーラ。
東京の1勝クラスの特別、芝2000mの百日草特別の勝ち馬は、ルーラーシップ産駒のキングズレイン。
阪神の1勝クラスの特別、ダート1800mのもちの木賞の勝ち馬は、マインドユアビスケッツ産駒のデルマソトガケでした。
2歳戦 母父馬成績ベストテン2022/11/7
1位 ディープインパクト
28- 26- 19-150/223
2位 キングカメハメハ
25- 17- 27-178/247
3位 ダイワメジャー
22- 9- 10- 74/115
4位 フジキセキ
11- 12- 5- 78/106
5位 スペシャルウィーク
11- 8- 7- 66/ 92
6位 ハーツクライ
11- 5- 5- 53/ 74
7位 シンボリクリスエス
9- 16- 10- 91/126
8位 フレンチデピュティ
8- 11- 5- 70/ 94
9位 ゼンノロブロイ
8- 9- 3- 73/ 93
10位 ネオユニヴァース
8- 5- 11- 80/104
先週の母父馬メモ
先週の2歳戦母父馬は
ディープインパクトの3-2-1-12
タイキシャトルの2-1-0-5
マンハッタンカフェの2-0-1-5
ネオユニヴァースの2-0-0-8
キングカメハメハの1-3-2-18
サンデーサイレンスの1-1-0-12
スペシャルウィークの1-0-2-6
サクラバクシンオーの1-0-1-4
ヨハネスブルグの1-0-1-1
Indian Charlieの1-0-1-0
Dubawiの1-0-1-0
が目立ちました。
京王杯2歳Sの勝ち馬、オオバンブルマイの母父はディープインパクト。
ファンタジーSの勝ち馬、リバーラの母父はStormy Atlantic。
百日草特別の勝ち馬、キングズレインの母父はディープインパクト。
もちの木賞の勝ち馬、デルマソトガケの母父はネオユニヴァースでした。
2歳馬 今週気になる種牡馬、母父馬の産駒 byスタッフ竹林
先週の2歳戦の結果から、3-1-1-9だったcheckハービンジャー産駒。
オオバンブルマイが京王杯2歳Sを制したcheckディスクリートキャット産駒。
そろそろ牝馬2頭がデビューしそうなcheckディープインパクト産駒。
この辺りをチェックしてみます。
在厩馬から、むむっ!これは!っぽい産駒をメモっておきます。尚、ディープインパクト産駒は2頭だけなので全てあげています。
2022/11/7時点で在厩しているハービンジャー産駒
コルニチェロ 牡2
(美)萩原清厩舎
父ハービンジャー
母エレーデ 母父ディープインパクト
母は1勝
半姉アメリカンペイトリオット産駒、1勝現役ルチア
祖母にオークス馬ローブデコルテ
母母父 Cozzene
生産者 ノースヒルズ
ワンダイレクト 牡2
(栗)藤岡健一厩舎
父ハービンジャー
母ワントゥワン 母父ディープインパクト
母はマイル重賞2着3回
初仔
祖母にフィリーズR1着ワンカラット
近親に桜花賞馬ジュエラー
母母父 Falbrav
生産者 社台ファーム
ラッフィナート 牡2
(栗)藤岡健一厩舎
父ハービンジャー
母エレガントマナー 母父シンボリクリスエス
母は2勝
半兄キングカメハメハ産駒、2勝リーガルプレゼンス
半兄ロードカナロア産駒、1勝現役リーガルマナー
近親に皐月賞馬アンライバルド、ヴィクトリー
母母父 サンデーサイレンス
生産者 ノーザンファーム
パープルダイヤ 牝2
(美)和田正一厩舎
父ハービンジャー
母レジュールダムール 母父Kingmambo
母は3勝
半姉ディープインパクト産駒、2勝レッドアウローラ
近親に皐月賞3着、AJCC1着ダノンバラード
東海S1着エアアルマス
母母父 Sadler’s Wells
生産者 社台ファーム
アドマイヤサジー 牝2
(美)宮田敬介厩舎
父ハービンジャー
母メジロコウミョウ 母父キングカメハメハ
母は1勝
半兄ヴィクトワールピサ産駒、3勝コウソクスピード
半兄アジアエクスプレス産駒、2勝現役シホノディレット
近親にフラワーC1着ホウオウイクセル
母母父 サンデーサイレンス
曾祖母にオークス含む牝馬GⅠ5勝メジロドーベル
生産者 レイクヴィラファーム
シンギュラチャーム 牝2
(美)加藤士津厩舎
父ハービンジャー
母クィーンチャーム 母父キングカメハメハ
母は4勝
近親に皐月賞2着、マイルCS1着ペルシアンナイト
根岸S1着ゴールスキー
母母父 サンデーサイレンス
Nureyev5+4
生産者 追分ファーム
サスティーン 牝2
(美)武藤善則厩舎
父ハービンジャー
母ゼマティス 母父Zenno Rob Roy
母は未勝利
半兄ワークフォース産駒、2勝スラッシュメタル
近親にダービー馬ロジユニヴァース
秋華賞、英GⅠナッソーS1着ディアドラ
母母父 Cape Cross
4代母父Nureyev Danzig4×5
生産者 坂東牧場
フェルミディラック 牝2
(美)勢司和浩厩舎
父ハービンジャー
母フェルミオン 母父アグネスタキオン
母は1勝
半兄メイショウサムソン産駒、中山金杯3着ストレンジクォーク
半姉エピファネイア産駒、アネモネS3着フェルミスフィア
近親にNHKマイルC1着タイキフォーチュン
母母父 Miswaki
生産者 ノーザンファーム
アイルトンライト 牝2
(美)中舘英二厩舎
父ハービンジャー
母グリントオブライト 母父ステイゴールド
母は3勝
初仔
近親にスプリンターズS1着スリープレスナイト
皐月賞含むGⅠ3勝エフフォーリア
洛陽S2着ガゼボ
母母父 Kris S.
3代母父Nureyev
生産者 ノーザンファーム
マジカルフラワー 牝2
(美)清水英克厩舎
父ハービンジャー
母オンリートゥモロー 母父ディープインパクト
母は1勝
初仔
近親にダービー馬ロジユニヴァース
秋華賞、英GⅠナッソーS1着ディアドラ
母母父 Cape Cross
4代母父Nureyev Danzig4×5
生産者 上水牧場
マナフリューゲル 牝2
(美)鈴木慎太厩舎
父ハービンジャー
母ワビサビ 母父シンボリクリスエス
母は不出走
初仔
近親にダービー馬ロジユニヴァース
秋華賞、英GⅠナッソーS1着ディアドラ
母母父 スペシャルウィーク
4代母父Nureyev
生産者 パカパカファーム
2022/11/7時点で在厩しているディスクリートキャット産駒
ミヤビデロス 牡2
(美)中舘英二厩舎
ディスクリートキャット
母ミヤビフィオーラ 母父マンハッタンカフェ
母は未勝利
曾祖母に5勝、中山金杯2着タフグレイス
近親に2勝現役ミヤビハイディ
2勝現役ミヤビマドンナ
母母父 キングカメハメハ
3代母父サクラユタカオー
生産者 静内山田牧場
バーンキャット 牝2
(美)和田勇介厩舎
父ディスクリートキャット
母バーンアウル 母父コマンズ
母は1勝
半姉パイロ産駒、1勝サイレントスウープ
全兄1勝現役ノクターナリティ
近親に高松宮記念1着オレハマッテルゼ
母母父 サンデーサイレンス
生産者 ダーレー・ジャパン・ファーム
リボンドハピネス 牝2
(美)土田稔厩舎
父ディスクリートキャット
母ファインドミー 母父シンボリクリスエス
母は中央未勝利
初仔
祖母にフェアリーS1着ルルパンブルー
近親にカーバンクルS1着ライラックカラー
母母父 ジャングルポケット
生産者 アフリートファーム
2022/11/7時点で在厩しているディープインパクト産駒
ライトクオンタム 牝2
(栗)武幸四郎厩舎
父ディープインパクト
母イルミナント 母父Quality Road(Gone West系)
母は米芝GⅠ1勝
2番仔
祖母に米L2勝Sparkling Number
近親に米12勝Jeezum Jim
母母父 Polish Numbers(Danzig系)
生産者 社台ファーム
メズマライジング 牝2
(栗)藤原英昭厩舎
父ディープインパクト
母フォルト 母父Blame(Roberto系)
母は米ダートGⅠ1勝
初仔
近親に米23勝、ダートGⅢ2着Betweenhereandcool
祖母に米芝L1勝Charming N Lovable
母母父 Horse Chestnut(Sadler’s Wells系)
生産者 社台ファーム
まとめ
2022/11/7現在、ハービンジャー産駒は、23頭が在厩しています。
その内の11頭をピックアップしました。
牡馬9頭、牝馬14頭と、牝馬の方がラインナップが充実している感じです。
この中では、ロジユニヴァースの牝系の産駒が3頭いて、全て牝馬ですが注目しています。
その他では、クラシックでの活躍馬を近親に持っている産駒を中心にあげておきました。
ディスクリートキャット産駒は、5頭が在厩しています。
その内の3頭をピックアップしました。
先週京王杯2歳Sを制したオオバンブルマイの血統を見ると、母父ディープインパクト、母母父サクラバクシンオーの配合です。近親に新潟大賞典勝ちのダコールや、函館2歳S、函館スプリントS勝ちのビアンフェなどがいて、母系の芝重賞実績もあります。
ディープインパクト産駒は、2頭が在厩しています。
今週デビューしそうなのが、(栗)武幸四郎厩舎のライトクオンタムです。
母のイルミナントは、米芝9FのGⅠゲイムリーSを勝っていて、芝実績はあります。
配合的には母父Gone West系、母母父Danzig系で、NHKマイルCを制したケイアイガーベラに似ています。
もう1頭が、(栗)藤原英昭厩舎のメズマライジングです。
母フォルトは、米ダート9FのGⅠサンタマルガリータSを勝っています。その他にも芝8FのGⅡブエナヴィスタSも勝っており、ダート、芝で実績があります。
配合的には母父Roberto系、母母父Sadler’s Wells系で、皐月賞を制したディーマジェスティに似ています。
どちらも母は実績馬で、似た配合の産駒にJRAの3歳GⅠ馬いるので、迷うところです。