POG2023指名馬候補リスト　サトノダイヤモンド産駒実績馬に似た配合はコレ！

POG2023指名対象のサトノダイヤモンド産駒から、実績馬と似ている配合の馬をチェックしてみます。
初年度の現3歳世代から、阪神JFを2着したシンリョクカ、そして京都新聞杯を制したサトノグランツを出しました。
ディープインパクトの後継種牡馬として、POG期間内に重賞勝ち馬を出せたのは何よりで、2歳世代でも期待が持てそうです。

当たりを引く手がかりになりそうな配合を探してみます。

配合が似ている条件として
・父と母父が一緒
・父が一緒で母父のラインが似てる
・父のラインが似てて母父が一緒
・母父のラインで、種牡馬が入れ替わったような配合

ここまでを似てるというラインに設定して集めてみました。

PICK UP

▼POG2023種牡馬別のチェックポイント▼
POG2023実績馬に似た配合はコレ

POG2023　サトノダイヤモンド産駒実績馬に似た配合

実績馬　サトノグランツ

牡馬　(栗)友道康夫厩舎
父サトノダイヤモンド
母チェリーコレクト　母父Oratorio(Danehill系)
母は伊オークス馬(GⅡ)
母母父Hernando(Nijinsky系)
半姉ディープインパクト産駒、クイーン賞1着ダイアナブライト
半姉ディープインパクト産駒、福島牝馬S3着ダノングレース
3代母父Caerleon(Nijinsky系)　4代母父Young Generation(Hyperion系)
デビューは2022/10/23阪神芝1800ｍ2歳新馬8着
期間中の主な成績　京都新聞杯1着
生産者　ノーザンファーム

POG2023サトノグランツ配合2歳馬

Checkベーリングメファの21 牝
父サトノダイヤモンド
母ベーリングメファ　母父スニッツェル(Danehill系)
母は3勝
近親に4勝ミレニアムカースル
仏L3勝Ascetic Silver
仏L1勝Silver Cross
母母父Bering(Native Dancer系)
3代母父Niniski(Nijinsky系)　4代母父Primera(Tourbillon系)
生産者佐竹学氏

Checkダイヤモンドディーバの21 牡
父サトノダイヤモンド
母ダイヤモンドディーバ　母父Dansili(Danehill系)
母は米芝重賞2勝
半姉ハーツクライ産駒、府中牝馬S1着シャドウディーヴァ
半姉キングカメハメハ産駒、ラピスラズリS2着ハウメア
母母父Indian Ridge(Tourbillon系)
3代母父El Gran Senor(Northern Dancer系)　4代母父Auction Ring(Bold Ruler系)
生産者ノーザンファーム

Checkセブンスセンスの21 牡
父サトノダイヤモンド
母セブンスセンス　母父キングカメハメハ
母は未勝利
半兄ハーツクライ産駒、現役インブレッドセンス
近親に皐月賞2着、京都記念1着シックスセンス
スプリングS1着ヴィクティファルス
母母父Danehill(Danzig系)
3代母父Niniski(Nijinsky系)　4代母父Tyrant(Bold Ruler系)
生産者社台コーポレーション白老ファーム

memo
ベーリングメファの21 牝は、母父が同じDanehill系のスニッツェルに代わります。
3代母父にNiniskiが入りますが、サトノグランツの母母父もHernandoで、その父が同じNiniskiです。

ダイヤモンドディーバの21 牡は、母父が同じDanehill系のDansiliに代わります。
Dansiliが、DanehillとNijinsky系の配合なので、サトノグランツの母父と母母父を組み合わせた様な配合になります。
半姉にフローラSを2着で、後に府中牝馬Sを制したシャドウディーヴァがおり、重賞戦線で活躍が期待できます。

セブンスセンスの21 牡は、母父がキングカメハメハに代わります。
母母父がDanehill、3代母父がNiniskiの配合で、サトノグランツの母父、母母父と共通点があります。
近親に皐月賞2着やダービー3着のシックスセンスがおり、クラシック戦線での活躍が見込めそうです。

実績馬　シンリョクカ

牝馬　(美)竹内正洋厩舎
父サトノダイヤモンド
母レイカーラ　母父キングカメハメハ
母はターコイズS1着
母母父Caerleon(Nijinsky系)
半姉ディープインパクト産駒、アネモネS1着インターミッション
半姉オルフェーヴル産駒、2勝フィオレドーロ
3代母父Shirley Heights(Never Bend系)　4代母父Tennyson(Swynford系)
デビューは2022/10/10東京芝1600ｍ2歳新馬1着
期間中の主な成績　阪神JF2着
生産者　下河辺牧場

POG2023シンリョクカ配合2歳馬

Checkレイカーラの21 牡
父サトノダイヤモンド
母レイカーラ　母父キングカメハメハ
母はターコイズＳ1着
半姉ディープインパクト産駒、アネモネS1着インターミッション
全姉阪神JF2着シンリョクカ
近親にマイルCS1着ダノンシャーク
母母父Caerleon(Nijinsky系)
3代母父Shirley Heights(Never Bend系)　4代母父Tennyson(Swynford系)
生産者下河辺牧場

Checkユキアカリノマチの21 牝
父サトノダイヤモンド
母ユキアカリノマチ　母父キングカメハメハ
母は中央未勝利
半兄ロゴタイプ産駒、1勝現役セキテイオー
近親に短距離OP3勝アポロフェニックス
4代母に英GⅠチヴァリーパークS1着Embla
母母父フジキセキ
3代母父Caerleon(Nijinsky系)　4代母父Dominion(Dante系)
生産者神垣道弘氏

Checkレユシットの21 牝
父サトノダイヤモンド
母レユシット　母父ルーラーシップ
母は1勝
全姉現役ジットマツ
近親にNHKマイルC3着カワキタレブリー
プリンシパルS2着ローレルブレット
母母父テンビー(Nijinsky系)
3代母父サクラユタカオー(Princely Gift系)　4代母父ダンデイルート(Tourbillon系)
生産者川島牧場

memo
レイカーラの21 牡は、シンリョクカの全弟です。
姉は新馬戦1着のあと、阪神JFに挑戦して2着と頑張りました。
半姉にはアネモネS1着のインターミッションがおり、近親にはマイルCS1着のダノンシャークなど、マイルでの活躍馬が目立ちます。

セブンスセンスの21 牡は、2度目の登場で、シンリョクカとは母父キングカメハメハが同じです。
母母父がDanehillで、3代母父がNiniskiとなり、ここだけ見るとサトノグランツの母方の配合ともほぼ同じです。
近親には皐月賞2着やダービー3着のシックスセンスがおり、クラシック戦線での活躍が見込めます。

ユキアカリノマチの21 牝も、母父キングカメハメハが同じです。
母母父がフジキセキで、サンデーサイレンスの3×4のクロスも持っています。
シンリョクカの母母父Caerleonが、3代母父になります。

レユシットの21 牝は、母父がキングカメハメハから、その産駒のルーラーシップに代わります。
母母父のテンビーがNijinsky系で共通しています。
近親にはNHKマイルCで大穴を出したカワキタレブリーがおり、注目される要素です。

POG2023　サトノダイヤモンド産駒実績馬に似た配合　スタッフ竹林のマーク馬厳選1頭

サトノグランツ、シンリョクカに似た配合

セブンスセンスの21 牡

父サトノダイヤモンド
母セブンスセンス　母父キングカメハメハ
母は未勝利
半兄ハーツクライ産駒、現役インブレッドセンス
近親に皐月賞2着、京都記念1着シックスセンス
スプリングS1着ヴィクティファルス
母母父Danehill(Danzig系)
3代母父Niniski(Nijinsky系)　4代母父Tyrant(Bold Ruler系)
生産者社台コーポレーション白老ファーム

厳選理由
最初はシンリョクカの全弟であるレイカーラの21が良いと思いましたが、マイラー色が強い印象があり、セブンスセンスの21を選びました。
母父キングカメハメハがシンリョクカと同じで、母方にサトノグランツとほぼ同じ配合がプラスされていています。
現時点での活躍馬2頭の合体版と言って良いでしょう。
近親にクラシック戦線で活躍したシックスセンスがいるのも魅力です。

POG2023　サトノダイヤモンド産駒の傾向メモ

初年度産駒の現3歳世代から、阪神JFを2着したシンリョクカや、京都新聞杯を制したサトノグランツを出しました。
この2頭の他に2勝馬が2頭と、1勝馬で札幌2歳S3着のダイヤモンドハンズがいますが、全ての馬の母方にNijinskyの血が流れています。
さらに、ここに挙げた馬以外にも、母方にNijinskyの血を持った産駒は何頭かおり、警戒しておいた方が良さそうです。

POG2023 サトノダイヤモンド産駒実績馬に似た配合

実績馬 サトノグランツ