「POG値」使用方法
まずは、「POG値」ってなんぞや?ってことがご理解頂ければ、POGの指名馬探しのお供としては、いい仕事するんじゃねえか?って気にはなってもらえるはずです。
「POG値」とは、指名候補馬の家族背景、母、兄、姉の中央競馬の成績を指数化したものです。
POGの指名に機能するように、母、兄、姉がデビューしてから9戦分の成績を指数化しています。
ただし、母、兄、姉が中央競馬で成績がない場合は指数が入りません。
POGで指名してみようかなって馬がいた場合、ちなみに母、兄、姉って走ってんのかな?
って調べる手間を、指数化することによって単純化して、PDFにまとめたものです。
調べるなら です。 point例えば、JRA-VANのPOGに参加して、ポイントシェア部門で勝負する場合、マイナー種牡馬で走る可能性が高い馬を探すには、
です。 point新馬戦の馬券を買おうとしているとき、ちなみに買いたい馬の兄姉は、新馬戦どんな成績だったんだろか?
早めに勝ち上がる一家なんだろか?
です。 point何よりも、いつも全部読み切れないPOG本を効率よく読むためには、
です。
種牡馬名ごとに、指数が高い順に並んでいます。
指数が高いほど、デビューから9戦の期間の、母、兄姉の成績がよいということです。
元々POGの指名馬選びに役立つように作った指数ですが、新馬戦でも役に立ちます。
「進撃値」はバージョンアップ予定のため、現在販売停止中です。
以前のバージョンの使用方法を参考までに記載しています。
「進撃値」使用方法
レース前日の夕方から、出走予定馬の「POG値」「進撃値」をレース毎にまとめています。
レース当日の全レース分の出走馬に指数が入っています。
point2歳、3歳新馬戦は「POG値」がランキングされて掲載されています。 point2歳、3歳未勝利戦は「POG値」に「進撃値」を加算した数値がランキングされて掲載されています。 point古馬のレースには「POG値」のみがランキングされて掲載されています。 pointランクが高い順にマークが付きます。上位2頭に「必」マーク
3位から5位の馬で、騎手の複勝率の高い順に「松」「竹」「梅」マーク
3位から5位の馬に、目立った成績の騎手がいない場合、「梅」マーク
すべてのレースでランキングされていますが、ロジック上精度が高いのは、2歳、3歳の限定戦です。
デビューして9戦以内の馬が多いからです。
point「枠複勝率」「騎手複勝率」「種牡馬複勝率」の3項目の上位を算出し、2つ以上の項目で上位にランクされる場合に「2」「3」が入ります。的中例です。
2014/10/26東京2レース2歳未勝利戦
2014/11/16京都1レース2歳未勝利戦
2014/11/16京都2レース2歳未勝利戦
2014/11/16京都3レース2歳未勝利戦
2歳戦、3歳限定戦では、うまく馬券拾えることもあります。
ロジックがハマるレースが結構あります。
古馬のレースは的中しないんですか?
古馬のレースにも指数はついています。古馬のレースは
を掲載しています。進撃値は9戦分のデータを参照しているため、10戦以上の成績がある馬には指数が付きません。
そうなると指数がある馬とない馬が混ざるため、うまく機能しません。
ならば古馬のレースは外せばいいんじゃないか?ってことですが、掲載する理由があります。
古馬のレースでは、新馬戦で馬券になっている馬が、波乱の主役になるレースが結構あるためです。
重賞で単勝オッズが20倍以上の馬が馬券に絡んだレース数
2013年→84件
2014年→93件
その単勝オッズが20倍以上の馬が新馬戦で馬券に絡んでいた数
2013年→84件中49頭 58%
2014年→93件中55頭 59%
というデータもあり、「POG値」が高い馬が波乱の主役になるレースがあったりします。
なので、精度は下がりますが、波乱になると思われるレースでの、穴馬探しの参考になればというニュアンスで、「POG値」を掲載しております。
基本、「POG値」5以上の馬は、馬券検討の対象になると見ていいです。
POG値1位の馬が5未満のレースは、どんぐりの背比べ的な見方をしておくのが無難です。
それより、「POG値」5以上の馬、「POG値」と「進撃値」を合わせて5以上の馬を、検討対象にすることをオススメします。