先週は東京でサウジアラビアロイヤルCが行われました。
圧倒的人気のノッキングポイントが4着に敗れるなど、東京芝の2歳戦ではモーリス産駒の不振が目立ちました。
それでは今週も2歳戦種牡馬ランキング、母父馬ランキングをチェックしておきます。
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もくじ
2歳戦 種牡馬成績ベストテン2022/10/11
1位 エピファネイア
18- 12- 12- 70/112
2位 ハーツクライ
14- 9- 9- 46/ 78
3位 マインドユアビスケッツ
13- 9- 4- 52/ 78
4位 ルーラーシップ
12- 6- 6- 48/ 72
5位 シルバーステート
11- 3- 13- 45/ 72
6位 ヘニーヒューズ
9- 8- 8- 31/ 56
7位 ドレフォン
9- 8- 7- 56/ 80
8位 キズナ
9- 8- 4- 48/ 69
9位 ドゥラメンテ
9- 7- 8- 24/ 48
10位 ジャスタウェイ
8- 7- 7- 60/ 82
先週の種牡馬メモ
先週の2歳戦種牡馬は
ルーラーシップの2-2-1-7
サトノクラウンの2-2-0-5
エピファネイアの2-1-2-6
ドゥラメンテの2-1-2-6
キズナの2-1-2-3
シルバーステートの1-1-2-3
キタサンブラックの1-1-0-6
ハービンジャーの1-1-0-6
マインドユアビスケッツの1-1-0-5
ドレフォンの1-1-0-4
サトノダイヤモンドの1-1-0-3
ダイワメジャーの1-0-2-4
イスラボニータの1-0-1-7
シャンハイボビーの1-0-1-3
ラブリーデイの1-0-1-3
が目立ちました。
東京のGⅢ、芝1600ｍのサウジアラビアロイヤルCは、ルーラーシップ産駒のドルチェモアが、
阪神の牝馬限定1勝クラスの特別、芝1400ｍのりんどう賞は、キズナ産駒のイティネラートルが勝ちました。
2歳戦 母父馬成績ベストテン2022/10/11
1位 ダイワメジャー
20- 5- 8- 53/ 86
2位 ディープインパクト
19- 19- 14-106/158
3位 キングカメハメハ
19- 8- 19-120/166
4位 フジキセキ
9- 9- 4- 56/ 78
5位 スペシャルウィーク
9- 7- 4- 48/ 68
6位 ハーツクライ
8- 5- 4- 37/ 54
7位 シンボリクリスエス
7- 14- 9- 68/ 98
8位 サクラバクシンオー
7- 4- 4- 50/ 65
9位 アグネスタキオン
6- 6- 5- 45/ 62
10位 ゼンノロブロイ
6- 5- 3- 51/ 65
先週の母父馬メモ
先週の2歳戦母父馬は
キングカメハメハの3-2-0-12
ディープインパクト3-1-1-12
ハーツクライの2-2-0-4
ジャングルポケットの2-1-0-3
サンデーサイレンスの2-0-1-3
シンボリクリスエスの1-3-0-5
ネオユニヴァースの1-1-2-4
アグネスタキオンの1-1-1-8
ハービンジャーの1-1-1-5
ゼンノロブロイの1-1-1-4
ゴールドアリュールの1-0-1-6
ウォーエンブレムの1-0-1-0
スウェプトオーヴァーボードの1-0-1-0
が目立ちました。
サウジアラビアロイヤルCの勝ち馬、ドルチェモアの母父はディープインパクトで、
りんどう賞の勝ち馬、イティネラートルの母父はHigh Chaparralでした。
2歳馬 今週気になる種牡馬、母父馬の産駒 byスタッフ竹林
先週の2歳戦の結果から、種牡馬ランキング4位で、サウジアラビアロイヤルCをドルチェモアが制したcheckルーラーシップ産駒。
先週2-2-0-5だったcheckサトノクラウン産駒。
母父馬ランキング6位で、先週2-2-0-4だったcheck母父ハーツクライ産駒。
この辺りをチェックしてみます。
在厩馬から、むむっ！これは！っぽい産駒をメモっておきます。
2022/10/11時点で在厩しているルーラーシップ産駒
ソムリエ 牡2
(美)相沢郁厩舎
父ルーラーシップ
母ジェイケイオジョウ 母父ハービンジャー
母は2勝
初仔
近親に安田記念1着ツルマルボーイ
鳳雛S、関東オークス1着ウェルドーン
母母父 ダンスインザダーク
生産者 浜本牧場
マテンロウシップ 牡2
(栗)昆貢厩舎
父ルーラーシップ
母フェアノータム 母父アグネスタキオン
母は未勝利
半姉タイキシャトル産駒、4勝ショウナンマハ
半姉ヘニーヒューズ産駒、3勝フローラルパーク
近親にダービー馬ディープブリランテ
阪神JF1着ショウナンパントル
母母父 In The Wings
生産者 ムラカミファーム
キープブライトン 牡2
(美)栗田徹厩舎
父ルーラーシップ
母シードパール 母父ディープインパクト
母は中央未勝利
近親に中央5勝アドマイヤゴッド
曾祖母に米ダートGⅠ2勝Educated Risk
母母父 A.P. Indy
生産者 吉田ファーム
ブロックバスター 牡2
(栗)藤岡健一厩舎
父ルーラーシップ
母ギンマクノヒロイン 母父グラスワンダー
母は中央未勝利
半姉ロードカナロア産駒、1勝現役キャミ
近親にJC1着スクリーンヒーロー
祖母に重賞2勝、桜花賞3着プライムステージ
母母父 サンデーサイレンス
生産者 モリナガファーム
シュタイナー 牡2
(栗)池江泰寿厩舎
父ルーラーシップ
母ジュモー 母父タニノギムレット
母は3勝
半兄キングカメハメハ産駒、京都2歳S1着クラージュゲリエ
半兄ハービンジャー産駒、京成杯1着プロフェット
半姉ハービンジャー産駒、3勝現役クロワドフェール
母母父 サンデーサイレンス
生産者 ノーザンファーム
インディストーン 牝2
(美)田中博康厩舎
父ルーラーシップ
母ウルド 母父ハービンジャー
母は未勝利
半姉リオンディーズ産駒、1勝現役ヴェールクレール
近親に3冠含むGⅠ7勝ディープインパクト
母母父 アグネスタキオン
生産者 ハクレイファーム
スマイルマーク 牝2
(美)池上昌和厩舎
父ルーラーシップ
母スマイルミーティア 母父チチカステナンゴ
母は2勝
近親にチャレンジC1着フルーキー
京都新聞杯2着マンオブスピリット
アネモネS1着ルガールカルム
母母父 Sunday Silence
生産者 ノーザンファーム
テンノメッセージ 牝2
(栗)高柳大輔厩舎
父ルーラーシップ
母チアズメッセージ 母父サンデーサイレンス
母は京都牝馬S1着
半兄キングカメハメハ産駒、目黒記念1着クリプトグラム
半姉ロードカナロア産駒、北九州短距離S1着ビオグラフィー
半兄クロフネ産駒、昇竜S1着プレファシオ
母母父 アンバーシヤダイ
生産者 ノーザンファーム
ホウオウロザリー 牝2
(栗)須貝尚介厩舎
父ルーラーシップ
母メジロルルド 母父サンデーサイレンス
母は不出走
半姉ハービンジャー産駒、2勝ポリアンサ
半兄ハービンジャー産駒、3勝マッサビエル
祖母に牝馬GⅠ5勝メジロドーベル
母母父 メジロライアン
生産者 レイクヴィラファーム
ラビットヘアー 牝2
(美)尾関知人厩舎
父ルーラーシップ
母ラナンキュラス 母父スペシャルウィーク
母はフィリーズR2着
半兄キングカメハメハ産駒、4勝現役レザネフォール
祖母に桜花賞含む牝馬GⅠ3勝ファレノプシス
近親にダービー馬キズナ
母母父 ブライアンズタイム
生産者 ノースヒルズ
ブラックルージュ 牝2
(美)伊藤圭三厩舎
父ルーラーシップ
母ギンザボナンザ 母父ゼンノロブロイ
母はアネモネS1着
半兄ロードカナロア産駒、メトロポリタンS1着ゴールドギア
曾祖母にオークス馬アドラーブル
母母父 トニービン
生産者 三嶋牧場
テイエムアンジェロ 牝2
(栗)畑端省吾厩舎
父ルーラーシップ
母ソリーソアンジェロ 母父ディープインパクト
母は未勝利
半姉リオンディーズ産駒、1勝現役ニシノメグレス
祖母に紫苑S1着レンドフェリーチェ
近親に秋華賞2着レインダンス
母母父 Cozzene
生産者 田上徹氏
ドリームラッシュ 牝2
(栗)荒川義之厩舎
父ルーラーシップ
母リーサルウェポン 母父ディープインパクト
母は愛知杯2着
初仔
近親に京成杯1着プレイアンドリアル
4代母に愛1000ギニー1着Katies
母母父 Gold Legend
生産者 タバタファーム
2022/10/11時点で在厩しているサトノクラウン産駒
ヴィナクローナ 牡2
(美)武市康男厩舎
父サトノクラウン
母スクラッタ 母父キングカメハメハ
母は3勝
初仔
祖母にアネモネS1着エミーズスマイル
近親にUAEダービー1着クラウンプライド、4勝現役ホウオウエミーズ
母母父 アグネスタキオン
生産者 社台ファーム
ジーククローネ 牡2
(美)宮田敬介厩舎
父サトノクラウン
母パーフェクトマッチ 母父サンデーサイレンス
母は2勝、OP2着2回
半姉ノヴェリスト産駒、2勝マッチレスノヴェル
半姉ルーラーシップ産駒、2勝ビートマッチ
近親にマイルCS1着トウカイポイント
母母父 ジェイドロバリー
生産者 ノーザンファーム
ヴォランテ 牡2
(栗)羽月友彦厩舎
父サトノクラウン
母ローザディアマント 母父スペシャルウィーク
母は1勝
近親にチューリップ賞1着エアパスカル
中山金杯2着カルドブレッサ
セントライト記念1着ブラックタキシード
母母父 アフリート
生産者 エムエム、ヤマダファーム
マーゴットミトス 牡2
(美)伊坂重信厩舎
父サトノクラウン
母アイムユアドリーム 母父フジキセキ
母は3勝
半兄ルーラーシップ産駒、4勝現絵kいユアヒストリー
近親にフェニックス賞1着レオパルディナ
3勝アイムユアドリーム
母母父 Seeking the Gold
生産者 ノーザンファーム
クリノチャイルド 牝2
(栗)藤沢則雄厩舎
父サトノクラウン
母フェアチャイルド 母父エンパイアメーカー
母は未勝利
半姉エイシンフラッシュ産駒キタノドーベル
近親にフラワーC1着ホウオウイクセル
曾祖母に牝馬GⅠ5勝メジロドーベル
母母父 スペシャルウィーク
生産者 戸川牧場
ユナヴィール 牝2
(美)尾関知人厩舎
父サトノクラウン
母ユナニマス 母父キングカメハメハ
母は不出走
初仔
近親に秋華賞1着、グランプリ3勝クロノジェネシス
ヴィクトリアマイル、香港C1着ノームコア
母母父 フレンチデピュティ
生産者 秋田牧場
レースラヴェンダー 牝2
(美)大和田成厩舎
父サトノクラウン
母ファンシーリシェス 母父キングカメハメハ
母は3勝
半姉ゴールドシップ産駒オメガオリーブ
近親にアハルテケS1着オメガレインボー
祖母に北九州記念3着ワイキューブ
母母父 アグネスタキオン
生産者 岡田スタツド
クラウンモチーフ 牝2
(美)高木登厩舎
父サトノクラウン
母シンシアズブレス 母父ダイワメジャー
母は1勝
初仔
近親にダービー2着、マイラーズC1着リーチザクラウン
マイルOP2勝クラウンプリンセス
母母父 Seattle Slew
生産者 ノーザンファーム
ニシノツキアカリ 牝2
(美)水野貴広厩舎
父サトノクラウン
母ニシノブルームーン 母父タニノギムレット
母は中山牝馬S1着
半姉ヴィクトワールピサ産駒、1勝ニシノエアレス
近親に4勝ブランドキャリー
祖母にチヴァリーパークS1着含むGⅠ2勝カプリッチョーサ
母母父 Alzao
生産者 本桐牧場
2022/10/11時点で在厩している母父ハーツクライ産駒
アスピシャスデイ 牡2
(栗)上村洋行厩舎
父リアルスティール
母テイエムオーシャン 母父ダンシングブレーヴ(Lyphard系)
母は桜花賞含む牝馬GⅠ3勝
半兄テイエムオペラオー産駒、障害OP2勝テイエムオペラドン
半兄ドゥラメンテ産駒、1勝現役オーシャンズヨリ
曾祖母に桜花賞馬エルプス
母母父 リヴリア(Never Bend系)
生産者 川越ファーム
アスクアンビシャス 牡2
(栗)梅田智之厩舎
父ロードカナロア
母コレクターアイテム 母父ハーツクライ
母はアルテミスS1着
近親に京成杯AH1着エクセラントカーヴ
メイS2着ストーンウェア
4勝サンライズブレット
母母父 Storm Bird
生産者 社台ファーム
コスタノヴァ 牡2
(美)木村哲也厩舎
父ロードカナロア
母カラフルブラッサム 母父ハーツクライ
母は3勝
半兄ルーラーシップ産駒、4勝現役リレーションシップ
半姉キングカメハメハ産駒、中央1勝現役カラレーション
近親に地方交流重賞2勝ピイラニハイウェイ
母母父 Thunder Gulch
生産者 ノーザンファーム
ロードアスタリスク 牡2
(栗)安田隆行厩舎
父ロードカナロア
母メイズオブオナー 母父ハーツクライ
母は4勝
初仔
近親にオークス含むGⅠ4勝ラヴズオンリーユー
ドバイターフ1着リアルスティール
母母父 Holy Roman Emperor
生産者 ケイアイファーム
ノーザンクロス 牡2
(栗)浜田多実厩舎
父リアルスティール
母デネブ 母父ハーツクライ
母は未勝利
近親に京王杯2歳S1着キングエルメス
紫苑S2着パラスアテナ
函館2歳S1着ステラリード
母母父 Zafonic
生産者 木部ファーム
レガリア 牝2
(栗)田中克典厩舎
父リオンディーズ
母グラニーズチップス 母父ハーツクライ
母は未勝利
近親に富士S1着、天皇賞春2着ステファノス
曾祖母に南部杯1着ゴールドティアラ
OP2勝ゴールデンハインド
母母父 クロフネ
4代母父Danzig系 サンデーサイレンス4×3 Mr. Prospector4×5
生産者 前谷武志氏
ヴィエンヌ 牝2
(栗)中尾秀正厩舎
父エピファネイア
母リヴィエール 母父ハーツクライ
母は2勝
近親に4勝スカイキューティー
曾祖母にフラワーC1着、NHKマイルC3着スギノキューティー
祖母に福島2歳S1着プラチナローズ
母母父 クロフネ
生産者 明治牧場
リックスター 牝2
(美)鹿戸雄一厩舎
父エピファネイア
母プロレタリアト 母父ハーツクライ
母は4勝
近親にダービー馬ワグネリアン
小倉記念1着マリアエレーナ
曾祖母に重賞6勝ブロードアピール
母母父 キングカメハメハ
生産者 ノーザンファーム
まとめ
2022/10/11現在、ルーラーシップ産駒は26頭が在厩しています。
今シーズンの2歳馬は、ドルチェモアが先週のサウジアラビアロイヤルCを制し、ドゥアイズが札幌2歳Sを2着して好調です。12勝中6勝が母父ディープインパクトとの配合で、無視できない感じです。
ドルチェモアの母は桜花賞馬アユサンで、GⅠ実績やマイル実績のある牝系の産駒を中心にあげておきました。
サトノクラウン産駒は、16頭が在厩しています。
自身はダービー3着で、弥生賞、東京スポーツ杯2歳Sを勝っており、早い時期から活躍していました。
初年度産駒のJRAの2歳世代は、8頭が勝ち上がっていて、母父はサンデーサイレンスが3頭、ハーツクライ、スペシャルウィーク、ダイワメジャー、ファスリエフ、キングカメハメハが各1頭となります。
この中では、母父サンデーサイレンスの、高齢繁殖牝馬との産駒が3頭も勝ち上がっていて、その辺りは注目できる点かも知れません。
母父ハーツクライ産駒は、18頭が在厩しています。
2022/10/11現在、8頭が勝ち上がっており、父Kingmambo系が3勝、その他のMr. Prospector系マクフィが1勝、ビッグアーサー、サトノクラウン、ドレフォン、シニスターミニスター産駒が1勝ずつしています。
今シーズンの傾向から父Kingmambo系が良さそうですが、まだ今年は産駒が出走していない、父エピファネイア産駒が2頭スタンバイしています。2頭とも牝馬ですが、1頭はエフフォーリアと同じ鹿戸雄一厩舎なので大いに注目です。
